私が「北欧パビリオン漫画」を描き始めた理由
万博で展示していたパネルには載せていましたが、
日記やSNSではあまり触れていなかったので、
あらためて“北欧パビリオンでのあれこれ”をまとめてみました🇸🇪🇫🇮🇩🇰🇳🇴🇮🇸

「北欧パビリオン漫画」を描き始めた理由✏️
今回の大阪・関西万博は、20年ぶりの日本開催であり、
大阪では実に55年ぶりという貴重な機会です。
会場には北欧5か国が共同で建てた「北欧パビリオン」が登場し、
各国のトップリーダーをはじめ、さまざまなイベントが行われました。
そこには、北欧が大切にしてきた「環境」「平等」「持続可能性」への意識、
そして「新しい挑戦」への姿勢が色濃く表れていました。
北欧は幸福度ランキング上位国としても知られていますが、
そこには私たちが学ぶべき考え方や暮らし方がたくさんあると感じています。
開幕から閉幕までの半年間が終わると、パビリオンも跡形もなく姿を消してしまいます。
それを思うと更に強く「この瞬間を描き残さなければ」と思いました。
そして、できるだけ多くの人が楽しめるように、分かりやすく伝えたいと考えました。
万博には、誰もが何度も足を運べるわけではありません。
会場に来られなかった方もきっと多いでしょう。
だからこそ、パビリオンや、そこに集う人々の熱意、
その場の空気を漫画という形で記録し、残しておきたいと思いました。
漫画について✏️
開幕前からの北欧パビリオンの紹介やイベントを、
4ページの漫画レポートや2ページのエッセイ風イラストで紹介しています。
五カ国のナショナルデー、北欧パビリオンで行われるイベントなどを通して、
北欧の文化や取り組みを、身近に感じられるよう工夫しました。
北欧パビリオンの私のイベント参加総数17イベントでした。
TOPICS 👀✨️✨️
▶万博、北欧パビリオンのポップアップで漫画の展示を行いました→こちら🌲
▶万博、スウェーデン皇太子ご臨席、サスティナビリティサミットのロゴやイラストも担当しました→こちら🌲
▶「北欧パビリオン漫画」→こちらから読めます🌲
▶漫画を冊子に「大阪・関西万博!ナシエの北欧パビリオン手帖」(仮)ZINEとしてまとめ、販売予定。
《今後のイベント》
🎤トーク 11/6(木 )11時半 阪神百貨店梅田本店「[北欧フェア」8F 登壇者タイムスケジュール
🎤トーク 11/30 (日) 「北欧好きナシエの万博トーク」@RUJA+285BLUE(大阪・中崎町)
🎨個展 来年(大阪、東京)予定

北欧パビリオン前 / 北欧パビリオンのポップアップで「北欧パビリオン漫画」の展示
自己紹介・著書👧
イラストレーターとして作品を制作する傍ら、北欧好きが高じて北欧の旅や文化を紹介する
コミックエッセイを出版しています。
著書📕(写真の本、↓左から)
✦『北欧が好き! 』地球の歩き方コミック(ダイヤモンド社)
✦『北欧が好き!2』地球の歩き方コミック(ダイヤモンド社)
✦『かわいい北欧』(イースト・プレス)
✦『子どもと旅する北欧フィンランド』(主婦の友社)

そのほか、北欧イベント公式サイトでの4コマ文化紹介や、フィンランド国立バレエ団パンフレットのイラスト、旅行会社のツアー紹介漫画も手がけています。また、トークイベントやワークショップ、展示で北欧の魅力を発信し、2010年からはスウェーデンの伝統工芸“ダーラナホース”の絵付けワークショップも開催。LINEスタンプやオリジナルグッズも制作しています。
北欧に惹かれたきっかけ✈️
きっかけは、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんのイラストと、神秘的な森や湖の写真。
「行ってみたい!」と思い調べ始めた頃は北欧ブームもなく、
フィンランド単体のガイド本もありませんでした。
旅を重ねる中で、雑貨、建築、ライフスタイル…シンプルで機能的なデザインに魅了されました。
北欧で生まれるものは、自然と非常に密接です。自然をテーマにした作品や、
環境に配慮した製品が多いところも大好きです。
北欧はSDGs達成度の高い国で、昔から自然と持続可能な考え方が根付いています。
足るを知る人たちの考え方は、いつも新しい気づきを与えてくれます。
お読みくださり、ありがとうございます🌿

